ホーム >> STEC(ステック)とは >> 強度試験

コンテナ強度試験

試験目的

ボックスパレットの耐圧縮性及び耐衝撃性を確認するために、圧縮試験及び傾斜衝撃試験を行う。

試験期日・場所

場所: (株)日通総合研究所 輸送環境試験所
温度: 5日 26.0℃  6日 30.0℃
湿度: 80.5% 75.0%

下向き荷重試験

《試験方法》
JIS-Z-0612(一貫輸送用ボックスパレット試験方法)のボックスパレットの下向き荷重試験に準じて、ボックスパレットの積載面に最大積載加重の2.5倍に相当する等分布荷重を加え、その時の積載面の最大たわみ量を測定する。次に、荷重を取り去り、30分間放置したのち、最大たわみを生じた部分の残留たわみ量を測定する。

下向き荷重試験結果表

▲ページトップへ

水平荷重試験

《試験方法》
JIS-Z-0612(一貫輸送用ボックスパレット試験方法)のボックスパレットの水平荷重試験の方法Bに準じて、最大積載荷重に等しい荷重になるように載せて固定し、滑走車と衝撃板との間に緩衝材を挿入して滑走車を発走させ、3Gの衝撃を加え、異常の有無を調べる。なお今回の試験は、各供試品とも対側面の形状が同じなため、差し込み方向及びけた方向各1面ずつ試験を行う。

水平荷重試験結果表

試験は、図−1に示すような形で、500kgのダミーウエイトを2台積み、最大積載用を1tとして試験を行った。また滑走距離は前回の試験を参考にし、20cmとして試験を行った。その結果を表-2に示す。
なお各供試品とも外観上に破壊及び変形等の異常は認められなかった。


▲ページトップへ

積み重ね荷重試験

《試験方法》
JIS-Z-0612(一貫輸送用ボックスパレット試験方法)のボックスパレットの積み重ね荷重試験に準じて、供試ボックスパレットを強固で水平な台上に置き、荷重を積載した同一形状のボックスパレットを所定の段数積み重ね、異常の有無を調べる。また、圧縮試験機(JIS-Z-0212による圧縮試験機とする)を利用する場合は、供試ボックスパレットの下部と同一形状を有する当て具をのせて行う。そして負荷荷重については、本来JISでは25%増しに等しい荷重を加えるとなっているが、本試験では供試品の積み重ね強度を確認する意味で破壊限界まで負荷をかけ、その時の最大荷重及び上下方向のたわみ量及び、左側面のたわみ量を測定する。

積み重ね荷重試験結果表

▲ページトップへ

まとめ

下向き荷重試験
試験の結果を見ると、負荷荷重2,500kgで、最大たわみ量は7.9mmであった。これをJIS-Z-0603(平パレット)の表-3と比較すると、たわみ量は1種で基準値が15mm以下であり、試験の結果はこれを満たしている。また試験後、各供試品とも取外し後においても、異常は認められなかった。

水平荷重試験
各供試品とも試験後、差込み方向・けた方向の衝撃面に破損・損傷及び変形等の異常は確認されなかった。また側板等の取外し後においても異常は認められなかった。

積み重ね荷重試験
倉庫内4段積み保管を想定し、安全率を考慮しても、使用に関しては各供試品とも全く問題ないと思われる。また試験後、各供試品とも取外し後においても、異常は認められなかった。

(注) 記載内容は、現時点で入手できた資料、情報および実験データに基づいて作成しておりますが、記載のデータや評価に関しては、いかなる保証をなすものではありません。

▲ページトップへ